たべものと臓器
最近出会ったパキスタン人のカーンさん。50代なのにとても若々しい見た目なので、健康の秘訣を聞いてみると、『食』に関してかなり気を使っているようだ。
中でも面白かったのは、食べ物はその見た目の似ているところに効くという考え方。何でも子供のころからお母さんによく言われたそうで、パキスタンでは当たり前の考え方らしい(真偽は不明)。
例えば、くるみが脳を活性化させるのは、その形が脳みそに似ているからだそう。生姜は腎臓にいいけどあれも似たかたちをしているから。
それ以外にもトマトは赤いから血液がサラサラになり、牛乳は白いから骨にいい。その色やかたちで身体のどこに効くのかわかるという。
生姜と腎臓はやや無理があるような気もするけど、食べ物を別のものに見立てるという作業自体が面白く感じたのでした。